ジムニーにETC車載器 |
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最近ETCの普及が進んで、自分の回りにも付いていない車がないくらいになってきました。
と、いうことで時代に乗り遅れまいとPanasonicのCY-ET900Dを購入しました。ダッシュボードというものが存在しない車なのでアンテナ別体式のものにします。
この機種はアンテナにスピーカが付いていて、本体を弾薬箱に収納しても音声はアンテナから出るのでOKです。 |
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ウインドウが立っているのでアンテナの必要角度を保っての取り付けはキットのままでは不可能でした。
仕方がないので100円ショップで購入した机名札のアクリル板を加工して取り付け具を作製しました。直接ウインドウガラスに貼り付けます。
こんな車にETCが付いているのはなんとなく意外な感じですよね(汗)。 |
ジムニーにオートライト
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以前、JA12にオートライトを取り付けた記事を載せて好評だったのですが、ミリタリーJA11にはこれを取り付けていませんでした。
ところが、春から高速道路通勤になってトンネルを2つも通過するため、ライトの点灯-消灯が面倒になって(笑)、JA11にもこの光感知式自動点灯-消灯リレーを取り付けることにしました。
今回は電圧変換が不要なキットを用い、誰にでも組めるように配線図もアップすることにします。同じことをしようと思う方の参考になれば幸いです。
エレキット(http://www.elekit.co.jp/)に明るさセンサユニットPU-2204というのがあります。これは基板完成品なので面倒な組立の必要がありません。
センサにCdSを使用しており、周囲の明るさをキャッチして、リレーをONさせるユニットです。電源電圧:DC8〜15Vなので電圧変換も不要。値段も1,837円(税込)と手頃です。これにエーモンのリレー(30A)2つを使ってオートライトの配線をします。 |
JA11(JA12、JA22も同じ)では、ハンドルのスイッチから伸びた配線上で、白線、赤に白ライン線、赤に黄色ライン線の3本を使います。このようにそれぞれを分岐させるか、エーモンの配線コネクターを使ってもいいです。 |
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これが全体の配線です。エーモンのリレーを2つ使い、ジムニーのハンドルコラムから伸びているケーブルから3本の線にそれぞれ配線し、別に適当にアースを取ります。
なぜ2つリレーが要るのかというと、ポジションとヘッドライト配線は別になっているからです。
明るさセンサユニットPU-2204の電源は、できればイグニッションキーをオンにしたときに通電する線につなぐと良いと思います。(私はワイパー配線の黄/青ライン線から取りました)
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明るさセンサユニットPU-2204は左写真のようにハンドルコラムの上に設置しました。半固定抵抗でスイッチの入る明るさを設定します。
でも、ひとつだけ難点をいえばこの完成品ユニットでは明るさ調整の半固定抵抗の調整範囲が狭すぎて、微妙な明るさによるオンオフが難しい。ユニットのみの性能でいえば、キットのほうがよさそうです。
エーモンのリレーはハンドル下のパイプに固定。明るさセンサユニットのスイッチは適当な廃車から外したスイッチを使っています。 |
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これでヘッドライトの切り忘れも解消。ちょっとした高級車みたいでしょ?(^^;ホントカナ
オートライト、リレーバタつき防止のためちょっと改善しました
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PIVOT 『e-nenpi(マルチ燃費計)』
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これは高精度燃費計
PIVOT 『e-nenpi(イーネンピ:洒落か(笑))』という商品です。値段も2万円弱とお手ごろ価格(汗)?。
燃調レジスタに続き、お世話になっている「スライダーズおやじ」さんのブログでまたしてもレポートされているのを見て、物欲急上昇してしまったというモノ(笑)。
何が凄いかって、エコ運転や燃費向上効果が一瞬でわかるところですね。
今までC.D.I.とか燃調レジスタとかセルキャットとかホットイナズマモドキとか色々グッズを試してきましたが、燃費も運転しだいで結構変わってきますし、厳密に測定はできませんでしたが、これなら一目瞭然です。
下記のように用途に応じて表示します。
○ 瞬間燃費 走行に応じた瞬間燃費。
○ 平均燃費 エンジン始動後からの平均燃費。
○ 積算燃費 リセット後からの積算燃費。
○ 消費量 エンジン始動後からのガソリン積算消費量。
○ 積算消費量 リセット後からのガソリン積算消費量。
○ ガソリン代 エンジン始動時からのガソリン代。
○ 区間燃費 走行開始から停止した一区間ごとの燃費。(停止時表示)
○ アイドリング消費 アイドリング時の積算消費量。 |
本体は小さくて20×60×50mm(奥行き)なので、ステアリングコラムの上に載せることにしました。ボディが白色なので早速ODに塗装(笑)。
説明書1 説明書2 説明書3 |
取り付けはカンタンで、コンピュータのコネクタからインジェクター信号(INJ)と車速パルス(RSW)及びイグニッションオン電源(+B)を配線コネクターで分岐して取得し、
別にアースを適当に取ります。ECU配線図へ
装着後のセッティングもカンタンです。まず車速センサのパルス設定を行いますが、30km/hで走行しながらどのくらいのパルスが出ているか調べます。走行してみるとジムニーJA11は4回パルス(P4)でした。35km/hでは6回パルス(P6)に変化します(車速センサはしばらく走行しないと表示しません)。この4回パルス(P4)っていうのはデフォルトなので
結局JA11では車速センサのパルス設定をいじる必要がないことになります。
次に燃料タンクを満タンにして『e-nenpi』本体をインジェクター噴出時間積算開始のためセットボタンでセットします。8割ほどガソリンを使ったところで給油量を入力することによって正しいインジェクター噴出時間積算値を取得し、カウントしていた車速パルスのデータと照合して高精度の燃費を表示します。
・高精度表示=インジェクター噴出時間÷高精度係数(再給油間の計測演算値) |
ECUからの配線分岐にはエーモンの配線コネクターを使っています。 |
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上記ブログでもレポートされていますが、e-nenpiを付けてみていろいろわかったことがありました。例えばターボをかけると、燃費が30〜40%悪くなります。今までブースト計を頼りにエコ運転をしていましたが、わかってはいても、こう目の当たりにすると「ほえ〜」っていう感じです。
他にもスタートのときやターボをかけて坂を登るときは瞬間燃費が3〜4km/L程度なのに、坂の下りでは瞬間燃費が40km/Lくらいまで伸び、そしてエンジンブレーキを使用しているときはインジェクターからの燃料噴出はほとんどなくなります(減速時燃料カットは行いますが、そのままカットしたままだとエンジンが停止してしまいますのでエンジン回転が規定回転以下になると燃料噴射を開始。なお、この規定回転数は冷却水温度で決めているようです。)
また、単純に瞬間燃費を抑えれば積算燃費が良くなるというものではないようで、最初にドンッと加速した後に惰性でエコ運転をしたほうが、ブースト計を頼りに加速を抑えてエコ運転するよりも区間燃費(積算消費量)は良いみたいです。こっちのほうがストレスが溜まりませんしね(笑)。
PIVOT 『e-nenpi(マルチ燃費計)』、
これは車の性能が上がるわけではありませんが、とても面白いグッズだと思います。
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