SUZUKI ジムニー JA12W 日記(1)
趣味が高じて我が家にまたまた増えてしまったジムニー君(^_^;)
 
JA12W購入の巻

   どうもいけない・・。SJ10にはまってしまってから何か違う・・。我が家には家族用にトヨタカリブツーリングワゴンがあって妻が乗っていたのだが、さすがに平成2年式のカリブはヘッドからオイルが漏れ出し、修理に8万円と聞いて今後のことも考えて買い替えることにしたのだ。でも、経済的な面から次は軽四と決めていた。
 実を言うと、我が家にはジムニーがあるので私は2台もいらなかったのである。私は本当はホンダライフみたいな家族が乗れて快適な車が欲しかったのだ。

 ところが、である。妻が言い出した。SJ10でジムニーには懲りているはずの妻がである。「私、ジムニーがいいな♥。それも壊れない!(強調)新しいやつ。」おお、そうか。SJ10には臭いとか言って乗ろうとしな かった妻であるが、形は気になっていたらしい。

 で、JBは丸っこいので嫌いだし、それもATじゃないとイヤとか言うのというのでJA12Wを買うことにした。本当は私としては どうせなら幌のJA12Cが欲しかったのだが、そんな案は一蹴されてしまった。

 

   

 スズキE-JA12Wハードトップ JXBR 
 3速オートマチック
F6A型水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ SOHC6バルブ EPI(電子制御燃料噴射)
 最高出力(ネット)64PS/6,000rpm
 最大トルク 10.0Kg-m/4,000rpm
(前・後)3リンクリジッドアクスル式コイルスプリング懸架方式。4輪駆動には走行中シフトOK、オートフリーホイールハブ。燃料タンク容量 [40l]

H10年式最終モデル

まずは見た目から・・

  

 なんとジムニーのくせに贅沢にもパワステ、ABSつきである。とりあえず改造点はTRAIALWINサスキット(ソフト)を始め、ダンロップTREK 225タイヤ、 ステンレス特注フロントグリル、ステンレス特注前後バンパー、純正16インチアルミ、ナンバープレート移設、黒全塗装(JA12,22は純正では黒がない)などかなり改造費 がかかっている。背が高くて乗りにくいとか言われるので、JB32ステップ、オーバーフェンダーもつけた。エクステリアの最後にとグリルガードもつけてみたが、 結局あまり気に入らず今はグリルガードは外している。

 私の家がログハウスなので木工作業が多く、建築用資材(ツーバイフォーのSPF材4メートルとか)を載せるためにはどうしてもキャリアが必要だったのだ。



 ところで、ジムニー純正のアルミ製ラックの横桟はアルミのパイプなので弱く、このようにルーフボックス や長尺の建材のような重量物を載せることができない。で、どうしたかというと下の写真のように横桟のみRV-INN0のスチール製のキャリアベースを切断 加工して取り付けたのだ。純正でこうなっていたらいいのに。

次は快適化。リモコンエンジンスターター!

 さてさて、しばらくはこのままのJA12が結構気に入って乗っていたのだが所詮軽四のジムニー。やはり快適ワゴンに必須である機能で決定的に欠けているところがたくさんあった。ヤフオクで さがしているうちにいろいろと見つけたので、この際考えられるいろんな快適装備を取り付けることにした。 名付けて「JA12W快適化計画」。で、初めに付けたのは「リモコンエンジンスターター」である。 (ヤフオク6千円)いやあ、離れたところからエンジンをかけて通りがかりの人が驚いているのを見ると楽しい (o^^o)。

 

 

  光感知式自動点灯-消灯ヘッドライト(オートライト)

 私がよく使用する国道41号線は結構トンネルが多いのでヘッドライトの切り忘れが多い。光感知式自動点灯-消灯リレーでトンネルの中に入ったりすると自動的にヘッドライトが点灯するようにと考えた。市販のものがなかったのでエレホビーのPS-3011リレー付光センサキットを購入してきた。これは周囲の明るさを検出してリレーがON-OFFするというもので電源/DC6-8V リレー接点容量/3A(AC100V時)である。価格は2,000円。
 リレー付光センサー

 これを右下の写真のようにダッシュボードに取り付けると、cdsで感知した光で基板上のリレーがON-OFFする。しかしこのリレーだけではヘッドライトの大電流に耐えられないので、ヘッドライト配線はエーモンの汎用30Aのリレーをかませてそれをこの基板上のリレーで駆動させればOKである。

 自動車のヘッドライトの点灯はポジションとヘッドライトの2系統があるので、ハンドル周りの配線をむき出しにし、検電テスターを配線にあててライトのスイッチをオンオフさせながら調べる。スイッチを入れて導通する線を2本見つければ良い。
 この基板を2枚作製すれば、ポジションとヘッドを独立させて2段階で点灯させることも可能だが、面倒なので1系統にした。

 問題は電源がDC6-8Vなので車の12Vを直接かけることができない。そこで300mA程度のDC-DCコンバータを作ることにした。これなら数百円でできる。
これが回路図


 ダッシュボードに取り付けたところ。ワイパーのほうに延びている線は後述のリモコンロックに付いていた防犯警告灯(ダミー)。
 

 部品は上記の回路図のとおりでどこでも入手出来ると思う。定格は入力12V〜15V、出力3.0V〜12V 300mA。注意点は入力12Vには必ず0.5Aのヒューズを入れること。また、11オームの抵抗は多少発熱するのでセメント抵抗を使う。


10オーム抵抗(上記回路図では11オームになっている)がなかったので、20オームを並列に組んだ。 この電源も結構重宝するのでいくつか一度に作ってしまえば1個あたり200円くらいで出来る。
   この電源なら小型なので気軽に配線の途中に入れることができる。汎用性が高く安価なので他にもMP3プレーヤとかの電池で動かしているようなものであれば問題なくアダプタとして使用できる。

 さて、この自作オートライトによってヘッドライトの切り忘れもなく、パッシングされることもなくなった。高架橋の下をくぐ ったりすると一時的に点灯するので、対向車はきっと「お、ジムニーのくせに自動ヘッドライトがついているんだ」とか思っているんだろうなあ(思ってるのは自分だけ?)(笑)。

 追記:JA11にも取り付けました。もっと簡単に作れたので紹介と共に具体的な配線図もアップしました。


で、極めつけはこちら。やっぱりウインドウの開閉にコイツは不便・・・貧乏くさいし(妻談)。

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