Harley Davidson    Sportster (スポーツスター)XLH883・XLH1200

その3 S&Sエアクリーナー交換編

 
 HD・93'XLH883もノーマルのデザインは気に入っているが、マフラーも交換したことだしさらにイメージチェンジを図ってみることにした。

 これは以前から狙っていた、ティアドロップ型S&S社のCVエアクリーナーキットTC/93-99EVO/91UPXL用である。
以前はツインカム用と93-99のEVO BIGTWIN91upのXL用は分かれていたのだが、S&S2005カタログからは共用になっている。フィッティングパーツ類を余分につけて共用化したようだ。

 オーバル型の純正のエアクリーナーっていうのはショベルの時代から続いているデザインなのだが、ここだけは前からイマイチ好きではなかった。
 
 最初は小型のシンプルなものを探していたのだが、純正CVキャブのブローバイ関連を処理できるポン付けのものは案外市場になく、デザイン比較しているうちにS&Sのエアクリーナーも候補に挙がってきて、オークションで安価で売られていたモノをついに購入したのだ。

 拡げてみるとボルトなど余分なものが多く、かつ当然マニュアルは英文なのでわかりにいうえに説明不足である(汗)。

 WEBで探してもスポーツスターへの取り付け手順を書いたページもなかったので、自分の記録と初心者の方用に作業内容を紹介することにした。



 
 おもむろに純正エアクリーナーカバーを外す。  六角レンチでブローバイの2本とキャブの3本のボルトを外す。  純正のクリーナー裏にくっついているガスケットを破れないように剥が しておくこと。  ブローバイホースをこのように組み立てる。CRC5-56を塗るとホースがうまく入る。
 ブローバイフィッティング用のワッシャは厚みの違うモノ(厚・中・薄)が3種類。 薄は使用しない。  外側から順に、ブリーザーボルト、黒薄ワッシャ、ブラケット、厚ワッシャ、ブローバイフィッティング、中ワッシャ。  両側のブリーザーボルトを仮止めする。  ベースプレートの切り欠き部分にうまく斜めカットのホースがこの位置にくるように。
 ベースプレートの左右のボルト穴とキャブ取り付け穴が一致したところでブリーザーボルトを増し締めする。  位置が決まったらブリーザーホースのクランプをかけておくこと。  先程剥がしたキャブのガスケットを忘れずに取り付ける。CRC5-56を塗っておくとくっついて吉。  ベースプレートを付属のネジ3本で固定する。
 ブラケットとベースプレートを付属のボルトとワッシャー2枚を入れてナットで固定。  エアクリーナーを取り付ける。あとはカバーを付ければ完成。  余った部品類(^^;。  完成だよ〜。\(^O^)/
     
  別にこれで速く走れるといったパーツではないんだけど、「ちびっとだけカスタムしてますよ」って雰囲気はあるでしょ?(笑)。

 

  次のページへ

  前のページへ

  トップに戻る

前(に見ていた)ページに戻る

inserted by FC2 system