HONDA ジャイロキャノピーリムジン
 その2修理編(汗)

 

スピードメーター故障

  このキャノピーも快適に完全の普段の足として使っているのですが、最近妙な現象に悩まされるようになってきました(汗)。

 エンジンをかけて走り出すとメーターの針が全く動かないということが発生するのです。
 でも、しばらく乗っていると突然正常に戻ることもあるのです。ん??

 しかも、スピードメーターだけではなく、なんと燃料計でも同じ現象が起こるのです。それも別々で。???
 つまり、ある時は速度計だけ。またあるときは燃料計だけ。あるいは両方ってことも。

 速度計だけならば、ケーブル切れを疑いますが、それでも一旦動き出してしまえば全く正常に動くのです。
 動き出すタイミングは非常にまちまちで、最初から普通に動くこともありますし、終始動かないときも。
 そして燃料計も同じ現象なのですよね(>_<)。????

 そもそもキャノピーの速度計って電気的な回路ではないので、全くこの症状を理論的に説明できるい理由がみつかりません。燃料計だけなら電気回路の異常もありそうですが、突然完全に正常に戻るというのもおかしいです。
 

 悩んでいても仕方がないので、メーターアッシーを全部交換しちゃうことにします。オクだと1000円くらいで買えますしね。

 車体から外してメーターをバラしてみました。速度計の針に触ったとき、通常ならば軽く動くのに、触れても動きません。

あれ?と若干力を入れてみると「パキッ」という音をたてて、軽く動くようになります。

 同じく燃料計の針に触れても動きません。
また力を入れてみると、同じく、「パキッ」という音をたてて、軽く動くようになります。

 
これはメーター針の固着ですね。

 おそらくメーターの可動部内の湿気などの影響で錆か油分切れが発生していて、バイクに乗らずに数日経つとメーター針が固着、走行時の振動によってそれがたまたま解除されると突然正常動くようになっていたものと考えられます。

 そのためにメーター針が動かないのが両方だったり、どちらか片方だったり、そのうち両方とも動いたり動かなかったりしていたということですね。

 配線はアドレスV125 用にオイル警告灯をFIランプに変えていたりしますので、そのまま基板ごと配線を入れ替えることにします。
 オクで落札したメーターと入れ替えます。中古なので走行距離も増えてます(汗)。まあ、もともとの距離なんてすでに不明なのですけどね(>_<)。
 ってわけで、予定改造は全て終了しました。完璧です。でも、また何か面白いものがあったらつけるかもしれません・・。

 ホンダ・クレアスクーピー (CREA SCOOPY)をボアアップして原付二種化(黄色ナンバー登録)する。

 今回ホンダのクレアスクーピーで、ピストン破損のためシリンダー内をボーリングすることで排気量アップしてしまったので 、いわゆる黄色ナンバーの原付二種化登録をしてみました(´・_・`)。

 元々クレアスクーピーってシリンダーが一体化のエンジンなのでボアアップキットというものは売られていませんから、 ピストンが破損してしまうとシリンダーをボーリングするか、エンジンを交換する以外に方法がないのです。

 ・変更前 内径×行程(mm) 38.0×44.0 = 49.8cc 純正仕様
 ・変更後 内径×行程(mm) 39.0×44.0 = 52.5cc シリンダーボーリング加工 0.5mm切削(直径1mm拡大) 
  (計算:19.5×19.5×3.14×44.0/1000=52.5cc)

 市役所の窓口に左記のような改造申請証を作成して、原付の標識交付証明書(登録証)とともに提出します。 改造申請証ダウンロード(zip)

 ん?オーバーサイズピストンはどうやって入手するかって?そんなこと聞いてはいけません。書類があればいいのです(謎)。

 あとは原付二種と判断できるようにフロントフェンダーに白ライン、後部に白の三角マークをつければOKです。

 自賠責保険も標識番号が書かれている場合には変更手続きをお忘れ無く。

  あ、原付は法定速度も30Kmだし、とくに都内とかだと二段階右折・走行禁止区域と何かと制限が多いですが、原付二種化すると完全に制限がなくなるわけで、もしかしてこれって ?(`・ω・´)。

 追記:その後、このクレアスクーピーはお嫁に行きました。嫁ぎ先の方から「50cc登録に戻して欲しい」と依頼されて作成した書類がこれです。 改造申請証ダウンロード(zip) 参考まで。


ジャイロキャノピースイングジョイントユニットO/H

  最近、駐車時にパーキングブレーキをロックしても車体が傾いたままでしかロックできなかったり、車体を横から押すと倒れたりするようになってしまいました(>_<)。パーキングケーブルのアジャスターを調整しても直らないので、これはスイングジョイントユニットのロックプレートの磨耗かも?とオーバーホールしてみることにします。

 まずはロープで天井吊りにして車体が倒れないように固定してから、パーキングロックを外してスイングジョイントユニットを取り外します。

 なんか、色々とWEBを見ていると、これをバイク屋さんに持って行くと工賃含めて5万円とか書いてありますね(汗)。

 確かにいろいろと面倒です。ばらすのにインパクトレンチが必要だったり、液体ガスケット塗らないといけなかったりとか車載工具だけでは絶対に無理ぽい。

 原因はスイングロック、シャフト側プレートの歯の摩耗ですね。4つの山は同じハズですけど、2つの山が薄くなってます。

 TC50P TA02-1117xxx スイングジョイントユニットO/Hの際の交換必須部品

52215-196-000 ラバー,ナイトハルト 数量:4 1,380円
52307-196-003 ブッシュ(樹脂),ジョイントスライド 数量:1 680円
91261-GAG-751 ジョイントスライドブッシュオイルシール41x52x5 数量:2 480x2 960円
52230-GAG-751 ボールCOMP,スイングロック 数量:1 2,400円
52281-GG-2000 プレート,スイングロック 数量:1 1,420円

 合計   6,840円

  あとはパーキングロックの調整をします。フロントパネルのインナーを外すと左側ハンドルの下にワイヤ調整出来るところがあります。 ここでパーキングレバーを下ろした状態でレバー先端の遊びが5mm〜10mmくらいに調整。

 次にリヤサスの下でスイングジョイントの右側の8mmボルト2本で留まっている蓋を外します。
 ワイヤーの前部側にパイプが通っていて、ここにボールCOMPのアームがあるので摺動部にグリスを塗っておきます。
 パーキングロックを掛けた状態で、ワイヤの8mmダブルナット(後部側)を緩めてアジャスターをフランジつきナットの座面とパイプの端面が重なる位置に調整します。 すると最初に調整したレバー先端の遊びを確認して、ずれていたら調整。そしてまたスイングジョイント側で調整、を繰り返して規定内に収まったら終了。


スズキアドレスV125エンジンのヘッドO/H

 このキャノピーのエンジンはアドレスV125のエンジンが載っているのですが、これを作ったお師匠様に聞くと、「ポート研磨等やっているので、もしかしたら純正のヘッドにすると何か変わるかも?」というアドバイスを貰ったので「今のが(もしかして)色々やりすぎ だったかもしれないってことですね(笑)?」と純正の(一切加工していない)ヘッドに戻してみることにしました。

ヤフオクで入手したヘッド(笑)をカーボン落としてバルブ摺り合わせします。 その他ステムシール交換等でオーバーホール。 早速交換してみました♪

 で、肝心の結果ですけど、苦労の割に体感はあまり変わりませんでした(^^;。(悲) まあ、 バルブ周りの状況を確認できたし、腰上のバラし方を覚えたし、エンジン新品みたいになったのでヨシとします(笑)。

 

 2018/03/31 段付きの加速をするようになってしまったのでウエイトローラーの摩耗を疑い、一緒に駆動系の消耗部品を交換。
 モノタロウさんで注文。
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注文コード:05613353
NTB ベルト A6-18-690S 1本→ベルト幅が18ミリで呼び長さが690mmアドレスV100(BD-CE11A)
単価×数量:@¥1,790(外税) × 1  純正品番 27601-04C03(アドレスV100用)
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注文コード:01782174
DAYTONA DWRウエイトローラー 90511 1セット(3個)→幅(mm)15×外径(Φ)20×13g
単価×数量:@¥699(外税) × 2→(3個)×2
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 ドライブ部分を開けて見てみると、以前組み込んだ[13g×3][12g×3]=75gのうち、[12g]の3個が段付きで摩耗していました。2種類のWRを混ぜて入れると軽いほうがこんな減り方をするのですね。 混ぜてはいけないのだと思います。
 今度は13g×6=78gと純正のようにちゃんと揃えることにしました。

 2018/09/25 アドレスV125のエンジン、信号待ちでエンジンが止まったり、アイドリングが上がったり下がったりするようになってきました(涙)。

 この車両はキャブレターではなくてFIなので、キャブレターみたいな詰まり等が発生することはないです。だから不調の原因として考えられるのはスロットルバルブの汚れか、インシュレーターの亀裂による二次エアの吸い込みか、ソレノイドバルブの作動不良なんでしょう。

 エアクリーナーボックスを外して調べてみると、マニホールドはスラッジで真っ黒です(汗)。ここまで溜まってしまうとスロットルオフにしたときに完全に閉じてしまうのでエンジンストップしてしまうわけですね。
で、エンジンは止まらなくはなった訳ですが、アイドリングの上下は治らないのでソレノイドバルブ(電磁弁)も交換します。モノタロウさんで注文。
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スズキ ソレノイドアッシ 13420-33G01 13420-33G01

結果、ソレノイドバルブを新品交換して症状が改善しました。これもアドレスV125ではよくあるトラブルみたいです。

 

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