k-ai( ケーアイ;軽キャンピングカー)で行こう!  (14)

 

k-ai  靴の収納を考える

 

 キャンピングカーでは当然靴を脱いで車内に入るわけですが、車内は狭いために靴であっても結構置き場所には困るモノです。今まで靴は 床に置いたシューズトレイに乗せるか運転席の足元に置いていました。

 さらに、車内から簡単に出ることができるエントランスドアから外に出る際には靴を地面に置くわけですが、高さがあるためにうまく揃えて置けずに靴が裏返ってしまったりします(´・ω・`) ・・。

 そこで、こんな収納方法を考えました。壁掛けシューズ収納ラックっていう商品が海外通販で売られているのを見て入手。これをエントランスドアにくっつけることにします。これならばシューズ収納スペースが2足分を確保できます。

 次に100円ショップでマジックハンドワンキャッチというロック式モップ掛けを購入して壁に取り付けました。

 車外で脱いだ靴は壁にワンキャッチで取り付けられたマジックハンドを外して、そのまま左右の靴ともに一緒につかんで車内に引き入れた後、ドア内面に取り付けたシューズ収納ラックに収納します。逆も同じで、靴を揃えて置けますので裏返ったりするストレスがありません(嬉)。
 この方式なら靴を置く場所に困ることはありませんし、空いたスペースを大変有効に使えます。多少土などが落ちてもミニホウキでささっと掃き出せる場所なので好都合ですし。

 
 

 
これが海外通販で購入した壁掛けシューズ収納ラック。2つで送料込み1616円でしたw マジックハンドとワンキャッチ2つを購入してドア横の壁に取り付けました。 アルミL字平板で取り付け用の枠を作成
外で脱いだ靴もマジックハンドで一気につかんで楽々と車内に持ち込めます。 ドアの壁掛けシューズ収納ラックに2足分を収納した状態。これは使わないときは畳むことで、すごくスッキリします。 ドアを閉めたところ。場所をとりませんね(嬉)
 

 モデルチェンジ前のk-aiは車内に家具調のシューズボックスが取り付けられていましたが、現在のモデルには付いていません。

 さすがに軽四の車内に靴だけのボックスがあると邪魔なためになくしたのだと思いますが、こうやって空いたスペースをうまく使えるならばシューズの収納もバッチリですね。

http://keicampingcarfan.com/k-ai.shtml
 
 
 

 

k-ai  給油口の改善

 

 
 リンクさせて頂いている 軽キャンパー K-aiブログhttp://keiaikyanpa.blog.fc2.com/のきみとしさんが、k-aiの給油口について「雨の日などは中が泥だらけになっていて、とても素手では触れる気にならない。」と書いていらっしゃいました。

給油口 http://keiaikyanpa.blog.fc2.com/blog-entry-353.html

 確かにここは毎回給油をするたびに気になっているところではありましたので、思い立ってカバーを作ることにしました。
まずは段ボールで適当に採寸してから型を作ります。その後、塩ビ板などで型どおりのカバーを切り出し、ヒートガンで温めて形を成形してから中に入れれば完成です。
って、簡単に言っていますが、外の蓋と干渉するやら切りすぎるやらで4回も作り直して半日仕事でした(汗)。

 手元にあった塩ビ板1mmとアクリル板1mmで完成版を作製。 (2つもいらないけどね)(´・ω・`)

 現在はピッタリはまっていて、これなら手が汚れることはありません。簡単に外すこともできます。
なんたって取り付けに車体側に何の加工もいらないのが利点ですね。

 せっかく型紙があるので、スキャンして アップしておきました。

 

 
段ボールを切って適当に採寸中。 だいたいの形ができたら型紙から塩ビ板を切り出します。 これはアクリル1mm製。
 
 
 

 

k-ai  除湿機(コンビニクーラー)を改造して車中泊で使えるエアコンを製作

 

我が家のk-aiも随分とプチ改造をしてきましたが、今度は夏場の暑さ対策としてのエアコン設置を検討することにしました。

本格的なキャンピングカーの皆さんはおそらく普通に家庭用エアコンを取り付けていて、車載の発電機を使っているはず。
でも、軽キャンではそんな車載の発電機なんて装備は重量やスペース的にかなり無理がありますし、エアコン自体も家庭用の大きいのは到底無理なので、取り付けるならばサブバッテリーとインバーターでも動作可能な小型のエアコンである必要があります。
 

 ところで、車に搭載できる市販の小型エアコン(モドキも含めて)っていうといろいろあるのですが、ポータブルクーラー「冷え蔵U」みたい な「電気とは別に氷や保冷剤を準備する」とかは問題外(めんどい)として、ちゃんとコンプレッサーと冷却器を積んでいるものが欲しいです。
 

さらに狭い車内で使うので、どちらかというと室外機(部分)を外に設置させるものが理想です。
と、なると車載も前提に現在販売されているエアコンはこの下記左側の「ラ・クール」「CLECOOL V2」及び「クールスター」の3種のみでした。

 
ポータブルクーラー「ラ・クール」:900W(2,200BTU) スポットクーラー「CLECOOL V2」:1250W(4,650 BTU) パーキングエアコン 「スリーピングウェル キューブ」950W(3,250 BTU) ポータブルスポットクーラー「ZeroBreeze」170W(1100BTU) クールスター720W4(2200BTU)
 上記右側の 「クールスター」は 一番高価な(24万円)ものですが、それでも720Wの消費電力では車載サブバッテリー の能力では一晩中使うことができません。

右側から2番目の「ZeroBreeze(ゼロブリーズ)」は2017年に発売されて当時は車中泊の方々でちょっと話題になりましたが、本来排熱がしやすい野外で使用するためのもので、基本的には屋外等で直接出てくる冷風に当たって涼むという使い方のもの。
締め切った車内ではコンプレッサーに使う電力と排熱の熱風のためますます暑くなるだけなので、そのままで車内で使うなんてのは問題外です。
消費電力的にはなんとかこれを改造できないかとも考えましたが、吸排熱部分の構造が致命的に改造しにくそう
まあ、そもそも高価ですし、加工も面倒なので諦めることにしました。

と、いうことでいろいろ調べてみたものの、「コンプレッサーと冷却器で組まれた、200W〜300Wで車載できそうなエアコン」っていうものは市販されていないということだけはわかりました(汗)。これは・・・コンプレッサー稼働のものを造るしかないですね!

そこでネット検索してみると、同じ事を考える人がいらっしゃいました(嬉)。

DIYキャンピングカー用小型エアコン・除湿機をクーラーに改造

http://www7b.biglobe.ne.jp/~alps_azumino/cyanping-car_air-condione/diy-air_condione.htm

シャープのコンビニクーラーという製品を改造してエアコンにしてしまう記事です。
実際に車中で使用した結果と体験談つきですので効果等は間違いありません。

ただし、この方は車がハイエースなので設置スペースが十分に確保されていましたが、我が家の場合は軽キャンなので「スペースを取らず簡単に設置できる」をモットーにさらに突っ込んで改造することにします。

元記事では本体をそのまま車内に設置するために断熱と排熱処理を行っていましたが、その方法だと軽キャンでは車載スペースが確保できないため、k-aiの窓に合わせて筐体をウインドエアコンとして造り直すことにしました。

k-aiの右側窓は開けると縦42センチ×横30センチ程度の解放口ができます。ここにコンプレッサーとコンデンサ部分だけを室外機として車外に出し、エバポレーターと送風機の部分だけは室内機として車内に設置するような形として、窓にはめ込むだけで使えるようにします。

まずはヤフオクで中古のSHARPコンビニクーラーCV-S100C(元記事と同じ機種)を4000円でゲットしました。
重量: 約14.5kg、消費電力は240W〜270W。軽キャンだと上限ギリギリの数値 といえます。
そして、この機種の最大の利点は吸排気が同一面にあることです。調べてみましたが、同じSHARPのコンビニクーラーでも他の機種はこの構造にはなっていません。

購入したコンビニクーラーです。吸排気が同一面にあるというのが秀逸ですね。 外装を切断して室外機と室内機に分けていきます。電動ジグソーが活躍。 配管を慎重に曲げていきます・・・が!
全体の形状的にはおおまかにこんな感じになるはず。 車内の窓に合わせて外装板を成形しました。 ほんとはこれがk-aiの右側窓にピッタリはまる予定だったのですが・・。

これをバラして行き、室外機と室内機の部分に分け、外装のABS樹脂板を切断してヒートガンで暖めつつ曲げるなどして見た目をよく加工していきます。
ところが!! 何度もエバポレーターの銅製の配管をこねくり回していたところで、案の定やっていまいました・・。
曲げが強くて懸念していた箇所の銅パイプにクラックが入ってガス漏れが発生!!(涙)。

ここで一旦心が折れそうになりましたが、気を取り直して本体を再購入して再挑戦することにします。
いいんです。半分お遊びなので(笑)。

さて、今度は同じ機種ですが後継となるCV-T100Cをオクで6000円でゲットしました。従来機のCV-S100Cよりも冷風量が2.8立米/分、冷風到達距離は約10%アップの最大3.0mにパワーアップしたと書いてあります(従来機CV-S100Cは2.7m)。

ちなみに、この機種はこの後にCV-U100Cという後継の最終型が出て生産終了となっていて、最終モデルでは冷風量がさらに約22%アップだそうですが、歴代3台ともにコンプレッサー等の構造は全く同じということと、使うのは狭い車内なので風量とか到達距離なんてどうでもよさそうです(笑)。
今度はパイプを伸ばすときは慎重にやらなきゃ・・・仕事もあるので作業はいつからにしようか・・
 

 ・・などと言っている間にいきなり理想のエアコン(市販)が登場したのです!!

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