さて、そんな回想をしながらまたもや私のSJ10探しが始まり、ヤフオクをチェックする日々が続いた。
何度か入札してみたものの、思った値段ではなかなか良い車両が買えず、3ヶ月ほどたった頃、今乗っているサンドベージュのSJ10を見つけた。 その車は綺麗にオールペンされており、リアゲートとフロントウインドウ枠、ウインカーレンズなどは新品、フリーソロのマニホールドにアーシング、その他もろもろ極めて綺麗に復元されていて、フルレストア費用総額75万円もかかったというやつだった。
希望落札価格はそのころのSJ10の相場としては高かったが、写真だけで車両も見ずに即決。数日後陸送されてきたSJ10は思った以上に程度はよく、スタンドでも新車に間違えられるほどの車であった。
しかし、楽しいジムニー生活を送れると思ったのもつかの間だったのだ。 |