4.M16A1ベトナム仕様
私のミリタリージムニーに積むためについヤ○オクで購入してしまった銃である(汗)。
ボルトアシストがあるのでメーカーは25年位前のマルシン製と思われる(コクサイ、レプリカ製はボルトアシストがない)。バレルは閉鎖1本物でバイパスなし。フロント部と基部の間がネジ式で1本になっている。マガジンはオリジナルではないようだ。
ボルトストップはライブ。デトネーターはMGCのオープン用に似ていてSMGの刻印がある。
M16A1ベトナム(1960〜1975)。特徴的なのはフラッシュハイダー(消炎制退器)が三つ又に分かれたチューリップハイダーと呼ばれるものがついていることだ。M16は1962年にアメリカ空軍の警備用銃だったM1ガーランドの後継として制式採用された。ベトナムに投入されたM16は投入当初こそ動作不良を頻発したが、整備の徹底や使用弾丸の改良などの修正を加え続け、最終的に非常に完成度の高いA1型を開発。優れた突撃銃として成長した。
1970年代末にそれまでのM16A1に現場の意見を採り入れて近代化を施して現在も米軍で使用されているM16A2ではバードケージ型と言われるフラッシュハイダーになった。
バードケージ型になった理由はこれらの穴から噴出される発射ガスの圧力を利用してマズルジャンプ(銃口のハネ上がり)を抑制する効果とブッシュでの引っ掛かりの防止のためだと思われる。
実際にM16を発射しているところを見ると、バードケージ型では控えめに見える炎がチューリップハイダーでは派手に3つに分かれて出るのでカッコイイ(実戦では夜間目立つから×なののかも)
のだ。
なんでこんなものを購入したかというと、1950年代のジープM38に時代背景を少しでも一致させるための銃はこれしかなかったからなのだが・・。でもちょっと年代が苦しいかな(笑)。
5.マルシン/M16A2
・・なんて同僚に自慢していたら、「家に子供の頃もらったM16があるからあげるよ」と今度は同僚にM16A2を頂いてしまった\(^O^)/。
これはCOLT AR-16の刻印のあるM16A2。銃身下部のハンドガードが交換され、小型榴弾を発射できるグレネードランチャーM203が装着されている。残念ながらM203左側半分のカバーは紛失していたので、現在外してしまい、部屋の飾りになっている。
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上がM16A1で、下がM16A2グレネードランチャー付き。
ベトナム仕様の特徴であるチューリップハイダー(左)とバードケージ型フラッシュハイダー(右)。
取リ付完成ノ図(こちら) |
WEBで調べてみるとそっち方面(大容量化)を追求する人は炭酸ガスボンベ(通称みどボン(緑のボンベ(ミドボン)のこと。大型ボンベは緑色に塗られていることからついた名前。アクアリウム(水草園)ファンには常識))とか、医療用の酸素ボンベなんかを使用する強者もいるようだ。さすがにアクアラング用ではあまりに巨大すぎて無理。しかも最も一般的な炭酸ガスはそれほど圧力が高くない(=容量が少ない)。(Gガス、グリーンガスも同じ)
しかも、それにしてもそれらのボンベでは移動が大変すぎる。ボンベをどうやって所持すればよいのか?こんな円筒形のボンベを持ち歩くのは専用の背負う器具でもない限り難しい。
で、めちゃイイモノを見つけました。空気呼吸器です。これは坑内や火災現場などプロが使用するもので製品自体は国内では川重防災くらいしか取り扱っていない。現在の空気呼吸器の主力はライフゼム型で、その中でも更にデマンド型とプレッシャデマンド型(
陽圧型)の二つに分けられる。
呼吸器は大きく分けて、本体、空気ボンベ、面体で構成されており、面体内が吸気時に負圧になってボンベから空気が送られるものがデマンド型、
面体内が常に陽圧になっているものがプレッシャデマンド型であり、プレッシャデマンド型は面体と顔の間に多少隙間があっても内部が陽圧のため面体外部から煙やガスが進入しにくいといったメリットがあり、現場では15〜20分程度の活動が出来るものだ。
通常この空気呼吸器は何十万円もするものだが、デマンド型のほうは現在徐々にプレッシャデマンド型に移行されつつあるのでオークションなんかでも時々みつけることができ、セットでも2万円前後で購入できるようだ。使用目的が呼吸器ではないので(汗)、デマンド型でもまったく問題がない。
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何がいいかって、優秀な背負い用の器具が一緒になっているということにつきる!!。
装着はプロのために非常にうまく考えられていて、各所のベルトを締めれば身体にフィットし、装着してしまえば手で持ったときに比べて意外なほど軽い。
現場で早急に取り付けることを考えられているため、慣れれば20秒程度で背負って即行動できるのだ。
ボンベの耐圧は250kg/cm2であるが、通常充填で150kg/cm2程度(15Mpa)である。その圧力たるや炭酸ガスボンベの比ではない。空気だからゴム部品も傷めないしね。これは鉄ボンベだが、最近はアルミの超軽量ボンベもある。 |