車でPCカーナビ!
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僕はJA12の頃からパソコンによるカーナビを愛用しています(^-^*)♪。
理由としてはゼンリンZxx.とかの最新詳細地図が使えること。ちょっと前まではカーナビ用の地図なんてこんなに精細ではなかったのですが、最近のDVDナビの進化は凄いものでハードウエアもソフトも追いついてしまいましたね。
しかしながら、カーナビ用地図って非常に高価なうえに○ピーはできませんが、パソコン用の地図って上記の新しめのものでもオクなんかで安価で入手できたりします(^^;。
今まではキーボード付きの”いかにも”パソコンだったわけですが、タッチパネル式だと使いやすくてオペレーションもずっとスマートになります。 早速オークションでタブレットPCを入手して使うことにしました。最近は初期のタブレットPCは比較的安く入手できますので
人柱もちょっとは安心です(笑)。GPSアンテナもSONYのIPS-5100Gを中古で調達。本体をOD色にもしました(笑)。 |
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今回中古で購入したPCはmobit LEXPHONE ZERO A221 TM5500です。Transmeta Cursoe TM5500 800MHz、HDDは20GB、DRAM
256MB(DDR)、最初はWindows XP Embeddedが載っていましたが、このOSだといろいろと面倒な不具合があるのでさっさとWindows
XP Tablet Editionに載せ替えてしまいます。
また、PCをナビソフトとして使うために必要なソフトはNaviconW(必須)、Navin'You
ver5.5、ゼンリンZ地図、GPS PLayer32、(完全にリンクさせようと思うと他にもNylink.dll(0.82a)とかさらにXPsp2対応するためにRmNT.exeとRmNT.dllとか相当マニアックな方でないと無理かもしれません) |
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左の写真は本物(ハンビー)のミリタリー車のGPS。雰囲気はこんな感じで(笑)。 さて、PCとソフトの設定などは別ページ(PCをカーナビとして使い倒す!)を参考にしていただ
くとして、まずは電源を確保することにします。
電源は普通に考えるとDC-ACコンバータを使って100Vに昇圧してからパソコンのアダプタを継げば市販の機器だけでOKなんですが、
それだと非常に効率が悪くバッテリーの持ちが悪くなります。PC自体は大した電気を喰わないのにDC-ACコンバータ
のせいでバッテリーがあがるのはいただけません。 車のエンジンを止めてもPCは切れてほしくないですし。 |
で、DC-DCコンバータを自作することにします。普通は24V→12Vですが、ここでは12V→19Vというステップアップコンバータになります。比較的効率もよく、取り扱いも簡単で電圧が安定しているのが特徴です。以前参考にした製作のWEBがあったのですが、現在そのWEBが無くなってしまいましたのでHDDにあったキャッシュから以下の記事を作りました。 |
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電圧を昇圧するのに便利なIC があります。リニアテクノロジ社のLT1170です。このICを使ってステップアップコンバータを作ります。今回は、プリント基板で製作、トランスは使っているのは2本だけです。ICとダイオードは放熱板に取り付けます。
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部品表
部品番号 |
品名 |
値 |
メーカ |
備考 |
C1 |
電解コンデンサ |
220μF/50V |
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105℃品(極性に注意) |
C2 |
電解コンデンサ |
1μF/50V |
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無極性 |
C3 |
電解コンデンサ |
1000μF/50V |
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105℃品(極性に注意) |
C4 |
電解コンデンサ |
1000μF/50V |
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105℃品(極性に注意) |
D1 |
ダイオード |
FMB-G14L |
サンケン電気 |
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F1 |
ヒューズホルダー |
F-61-C |
サトーパーツ |
〜10A(負荷によって選択) |
IC1 |
IC |
LT1170 |
リニアテクノロジー |
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J1 |
コネクタ |
B2P-VH |
日本圧着端子 |
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J2 |
コネクタ |
B3P-VH |
日本圧着端子 |
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L1 |
インダクタ |
100〜220μH |
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パワーインダクタ 5A |
R1 |
1/6W 抵抗 |
1KΩ |
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R2 |
1/6W 抵抗 |
22KΩ |
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R3 |
多回転半固定抵抗 |
5KΩ |
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調整は電圧を合わせるだけです。ボリュームを回すと出力電圧が変わっていきます。24Vに調整すれば完成です。13V〜24V程度まで調整して使用することが出来ます。
変換効率を測定してみるとこんな感じです。測定器の関係で入出力同時に測れなかったため測定値にばらつきがあります。
測定値は入力電圧を12Vに設定し、出力電圧を15V,18V、24Vとしたときの変換効率です。15Vでは、1A以上の出力で95%の変換効率があります。
24Vでは、3A流すと約10Wのロスが発生します。結構放熱板が熱くなります。瞬間的には問題ないと思いますが、連続使用は厳しいと思います。PCを駆動する用途には問題ないと思います。
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と、いうわけで電源をこんな感じで確保しました。バッテリー直結ですが、効率が良いのでノートPCくらいはエンジンがかかっていなくとも全然大丈夫です。
こちらは起動中の画面。完全にパソコンですね(笑)。
大容量USBメモリに映画とか音楽とか入れられますし、モバイル契約さえすればネットもできます。 |
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はい、表示はこんな感じです。Navin'You連動なら経路探索もできますし、電話番号検索も最新なのでバッチリですね。
今回のハードウエア設備費用はPCと自作電源、アンテナ合わせても数万円。お安く最新詳細高級ナビです(o^-')b。
取付は窓枠のミラーの元々あった場所にアングルを溶接して作ったサポートを付けてPCを固定しています。
いったん起動してしまえばあとは休止機能を使うだけなのですぐにオペレーションをすることができます。まったくもって快適です!。早速USBワンセグ機器も購入することにしましょう(笑)。 |
HDDをSSDに換装 |
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元のHDD、東芝MK2004GAL
(20GB) |
PhotoFast SSD
PF18T32G50SSDIDEV2(32GB) |
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このPCに元々付いている1.8インチのHDD(MK2004GAL)は耐衝撃性は優れているようですが、それでもハードディスクは回転しているわけですからローダウンジムニーの振動ではかなり不安があります(汗)。
そこでSSDに交換してみました。SSDならば回転部分がないので最強の耐振動PCになります。左はベンチマークですが一目瞭然ですね。倍以上の性能向上です。特にRandom
Read 4KBが素晴らしいですね。
所謂スワップファイル(今はページファイルの方が一般的?)へのアクセスはページサイズである 4KB
単位で行われるためこの速度が重要になるわけです。
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さて、世の中のお話のように爆速になるか!?と期待したけど、確かに多少早くはなったようだけどSSDの値段ほどの体感は・・?うーむ・・(汗) |
全オイル交換 平成22年7月20日(火) 走行距離(メーター表示112500Km時)
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オーバーホール後から全然交換していなかったので(汗)、久しぶりに全オイル交換を実施しました。
まあ、これは自分用のメモです(笑)。Manualでは交換は2万キロ走行時毎となります。
トランスミッション GL-4 1.2リットル トランスファー GL-4 0.8リットル
デフ GL-5 フロント 1.5リットル リア 1.5リットル
以上 JA11UsersManualより。
ちなみに上記系統のオイルですが、全バラOHしたトランスミッションに多少金属粉があった以外は全っ然汚れていませんでした(汗)。
トランスミッション |
トランスファ |
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2014年 訳あって売却。
2015年 新しい車を購入しました。 k-ai(
ケーアイ;軽キャンピングカー)で行こう!に続く |