SUZUKI ジムニー JA12W 日記(2)
趣味が高じて我が家にまたまた増えてしまったジムニー君(^_^;)
 

パワーウインドウと集中ロックの取付

 次はいよいよ定番のパワーウインドウと集中ドアロックを付ける計画を実行。まずはドアロックモーターが付くようにドアの内側の穴を拡げた。あとは写真のように付属の金具で留め、リンクの針金を曲げてリンク部分と接合する。ガラスとのクリアランスが少ないので干渉しないように注意。    

 ドアには一緒にパワーウインドウモータを取り付ける。これはドアの内張を外して取り付け穴を開けたところ。説明書に従えば全然難しいことはない。
 また、リアに取り付けるドアロックモーターは作業空間が狭いので結構大変である。

今回取り付けたのは、●MITSUBA パワーウィンドーキット 型式  WR-25WB(黒)と●ル・モンド Vaio ドアロッくんV VR-1である。ジムニーはもともとドアロックモーターがなく、3ドアなのでオプションのドアロックモーターキットB-2が3個必要。楽天市場で購入。
 
 

  エンジンスターターとCDデッキ、アマチュア無線機、DC-ACインバータ、ヘッドライトリレー、レーダー探知機の配線があるので、パワーウインドウと集中ドアロックの配線を加えると すでに収納場所がなくなってしまった。なんとかしてくれ状態。


 じゃーん。ついに完成。パワーウインドウキットは少し出っ張るので丁度ニーアシストとしても使える(笑)。助手席側のウインドウも運転席側で操作できるのでGood。問題は、両方一度に操作するとタイミングによってヒューズ(10A)が飛ぶことがあるので気を付けていなければならない。また、この後0.4秒以上押すことで手を離しても勝手に動作する別売りのリレーもとり付けた(3000円)。

そして集中リモコンドアロックも完成。リモコンで開閉及びアンサーバックしてくれる可愛いヤツ♥。

 


 配線があふれてしまった。



 ドアロッくんV VR-1のキーは別売でリモコン専用のブランクキーがあるが、キーを切削して付属のリモコンにうまくはまるように作ってみた。右の写真が完成後。リモコンスターターといい、これでとてもジムニーの装備とは思えないほどリッチである(笑)。

 

  つぎはナビゲーション(GPS)

 前のカリブでも使っていてとても重宝したのがこのナビである。といっても車載の専用機ではなく、パソコンのナビ。SONYのNavi'n you5.5をインストールしてPC用GPSアンテナを取り付けると音声ガイド付きのナビに変身する。そのためDC-ACコンバータをとりつけた。
メイン機が振動で壊れてはイヤなので、中古の3千円で購入したノートパソコンを専用機としている。(Pentium120MHzのビブロにOS(Windows98の最小構成)とNavi'n you5.5とプロアトラス2002だけをインストールして、PC用GPSアンテナをつけたもの)これがかなり実用的。問題点は画面が大きく見やすいのはいいが、 置き場所に困ってしまう。そこでどうやって取り付けるかを考えたので紹介する。

 右写真のようにアシストバーを利用。ベニア板の裏に滑り止めの金具をとりつけ、ダッシュボードのボックスとの間に差し込むだけ。ちょっとしたテーブルになるので便利。 まったく水平になるのもGOODですな。使用しないときは助手席の下に置いておけばよい。

 

これがPCを載せてナビとして使用しているときの写真

  テーブルとの間には防振ウレタン材をはさんである。これによって滑り止めの役目も果たしているが、念のためPCごとベルクロのテープで固定している。GPSアンテナは車内だと受信がちょっときついので上のFRP製ボックスの中に設置。快適、快適。

使わないときは右のようにお食事テーブルにも。


2番目の写真は金具が反対向き(^^ゞ
  燃費改善のためにC.D.I.の取付

 JA12のオートマはどうしてもガソリンを喰う。リッターあたり7キロ前後が普通だ。SJ10で市販のC.D.I.をいろいろと取り付けて実験していたのだが、良好な結果を得ていることと、いくつもためこんでしまったのでJA12にも付けてみることにした。
 でもJA12では取付場所がどうしても制限されてしまうので、右写真の場所につけようと思うと小型のものしかとても無理。初めはワコーのCD-1200を助手席側足元部分につけてみた(大きいので右写真の場所にはちとつらい)のだが、あまりにも発振音がうるさく耐えれそうにないのでやめた。このTRUSTのC.D.I.は小型なのでなんとか純正のようにうまく収めることができた。
 
 エンジンをかけてみる・・アイドリング・・・空ぶかし・・・・ちょっと走行・・・・あんまし変わった気がしないけど?
 SJ10はあんなによく違いがわかったのに・・。やっぱり新しくパワーのあるエンジンでは点火ごときでは変わらないのか・・。 と思っていたらいつも乗っている嫁さんが買い物から帰ってて一言。「よく走るようになったよ。とってもスムーズだもん」なんて言っている。まあ私は滅多に乗らないので、 嫁さんの言葉を信じることにした。

 ところで!気になる燃費であるが、後日C.D.I.の時積算した結果、JA12で リッターあたり1.4キロ向上していることがわかった。でもこれはすごい値である。

 
我が家では年間1万キロくらい走りるので、計算してみると
今まで7キロ/リッター、年間1428リットルガソリン消費
現在8.4キロ/リッター、年間1190リットルガソリン消費
1428−1190=238リットルの節約 
→2万5千円もお得!

 燃費向上はC.D.I.では必ず出る結果のようなので、やっぱりおすすめ♪。

 燃費がこんなに改善するとは思わなかった。いい改造部品だなあ (o^^o)。 



 パワー上昇と値段、維持費、いや地球のことを考えても、やはり買いではないだろうか。

 
 キングスパークにしてみたら!

  キングスパークという点火装置を入手した。(詳しくはこちら
 とにかく燃費がものによっては倍に延びるみたいなことが書いてあったので、燃費の悪い嫁さんのJA12につけて様子をみてみた。まず驚いたことに、C.D.I.以上にトルク感がとってもよくわかる。

 具体的にいうと、我が家のJA12はATなのだが、シフトアップ時のあのガクっとした感覚が全然(←本当です)なくなったのだ!。
 無段変速のスクーターのように、シフトしている感じがあまりない(マジ)。非常にスムーズで、点火でこういうところが変わるのはなんか感覚的にとっても不思議である。おそらく、トルクが断然上がっているので、シフト後も回転の落ち込みによって生ずるがくんといった衝撃が緩衝されているものなのだと解釈しているのだが・・・。

 さらに、なぜかエンジン音が静かになった。窓を開けて交差点内で停止していると、エンジンが止まってしまったかと何度か焦ったくらいである。なぜなのだろう?点火システムの違いでで爆発音とか変わるものなのだろうか?
 こじつけて分析すると、1回の燃焼でも束になってスパークを何度も飛ばしているので、シリンダー内の燃焼が波及して行き渡っているので、単発よりも滑らかに爆発するとか? うーん、よくわからない。理由がわかる方、是非教えて下さいm(__)m。  

 なんて書いていたら、キングスパークの特許をお持ちの「安永信夫さん」のご近所在住の方から特許電子図書館にある特許関係の文書をご紹介いただきました。こちら 2008.04.09


 ここで面白い話なのだが、JA12の配線を換えるためにそれまでついていたトラストC.D.I.を外して、JA12を一旦ノーマルに戻していた。ところで、キングスパークの配線を作製している間、そのことを知らない嫁さんがJA12でお買い物にお出かけ。

 しばらくして嫁さんが帰ってきて私に訴えた。「車が調子悪いよ?がっくんがっくん言ってなんか走らなくなったよ。なんで??。」とのこと。C.D.I.のおかげでJA12であっても随分走行性能は改善されていたようだ。私はあまり乗らないのでよくわからなかったって先に書いてたけど、新しいJA12であっても燃費含めてかなり向上していたんだなと納得。

 2ストではその特性から絶対的にC.D.I.が有利なのだが、4ストエンジンではどちらかというと正直言って2ストほどC.D.I.のメリットは感じられなかった。ところが!このキングスパークは別である。全然期待していなかったのにこれほど変わるなんて思ってもみなかった。(キングスパークは本当はC.D.I.じゃないけど。)
 
 JA12ってJA22と比べてトルク感も薄いと思っていたけど、これならATでも苦にならない。純正で付けられないの かなあ。ただ、燃費を計測したが、C.D.I.ほどの向上はなく、0.5キロくらいの改善である。

 

 まず数ヶ月使って特に不具合はなかったが、コイルとのマッチングが調整できるというHKSツインスパークに一時的に変更してみた。感覚はSJ10と同じで他のC.D.I.とあまり変わらず。 併合放電(ツインスパーク)と通常放電の違いって??(^^ゞ


 これがC.D.I.を外した後、キングスパークを車内に付けたところ。エンジンルーム内の温度上昇のリスクを考えて車内に付けることにした。キングスパークはC.D.I.ではないのであのウルサイ発信音がしないから、車内でも全然OKである。
 
 また再販してほしい・・・キングスパーク株式会社殿。
 

    次のページへ

   トップに戻る

 前ページに戻る

inserted by FC2 system