CELCAT(セルキャット)って何!
CELCATというのはエンジンの負圧を利用して、酸化セリウム(CeO2)の粒子を燃焼室内へと導入するもの。
本来はNOXなどの排気ガス低減装置として開発されたものらしく、欧州では良い評価を得ているらしい。
この酸化セリウムという物質は空気の希薄な場所での燃焼によって酸素を放し(つまり理科の実験でいうところの還元作用ね)、低温度でも発火できるため、燃焼室内で完全燃焼に近い状態を作り出すことによって不完全燃焼物の低減化を実現するというものである。・・ということは、少ない燃料でいままでの力を得ることが出来るはずで燃費の向上につながるはずだ。
以前JA12(AT)にTRUSTのC.D.I.を付けてみたら燃費がリッター7キロ以下から8キロ台に上がったので喜んでいたのだが、WAKOのC.D.I.とゴールドコイルの組み合わせにしてからはパワーはあるものの廻しているためか8キロをやや切る状態であった。
このCELCATで燃費が向上するならば、妻からの「燃費のいい普通車に
買い換えたい!」という訴えがなくなるかもしれない・・・無理かな(泣)。
取付けは、いたって簡単。エンジンのエアーインテーク部前に8ミリの穴を開けてベンチュリーバルブを取り付け、水平に取り付けたCELCATをゴムチューブで接続するだけである。その後はこれといったメンテナンスも要らない。酸化セリウムの粒子が無くなるまで6〜7万Kmは持つとのこと。
効果が十分に出てくるまでには酸化セリウムの被膜が燃焼室内をコートするまで2000kmくらい走行が必要とのこと。また結果が出たら報告したいと思う。
ところで、今日はセルキャットを取り付けたことを知らない妻が買い物に出かけ、「また何かつけた?」と聞いてきた。ちょっと良く走るようになったのでまた私が内緒で高価な部品を付けたりしたのではないかとのこと(汗)。実はC.D.I.の時にあまりにやりすぎたので、我が家ではそれ以来車部品に1万円以上の出費がいる場合、妻の許可が必要となってしまったのだ(泣)。
とりあえず、状況を説明し、「燃費向上=家計改善」を力説して許してもらった(笑)。
環境汚染問題に真剣に取り組んでいる私としては、良い結果が出たら他の車にも付けてみたいと思う(すいません、嘘つきました(汗))。 |