SUZUKI ジムニー JA12W 日記(3)
趣味が高じて我が家にまたまた増えてしまったジムニー君(^_^;)
 
 
 C.D.I.専用コイル


 さて、我が家のJA12もTRUSTのC.D.I.から始まって、HKS TwinPower、キングスパーク、ワコーCD-1200、GESCO GTR(C.D.I.)と試してみたが、次に燃費とパワーを両立させてチョイスしたのがワコーのGT-1000FX(T)である。
 でもイグニッションコイルを交換することはせず、ずっとJA12のノーマルである閉磁型のコイルを使用していたのだが、コイツのコイルも換えてみることにした。

 JA12のノーマルコイルは純正で昇圧能力の高い閉磁型コイルが使われているが、ちなみにその直流抵抗値は実測値で1.4Ωである。

   

 まず初めにMSDのブラスターSS閉磁型コイル(0.355Ω)に交換してみた。(こちらで詳しい説明をしてます)そうしたらいきなり加速感とかがスムーズになったので、結構満足して使っていたのだが、GT-1000FXの資料を集めていたらどうも閉磁型コイルは設計外の仕様になるらしいことが判明。
 といってもKOEIのC.D.I.のように閉磁型だからといって頭打ちするわけでもなく、調子いいわけだし別に使えないことはなかったのだが、やはりメーカーの言うとおりにしてみることにした(^^ゞ。
 

 

 
 最終的にチョイスしたGT-1000FX

 



 これがノーマルのJA12の閉磁コイル


 

 次にSJ10で使っていたワコーのゴールドコイルを使用してみる。考えてみたら、ここまできてやっと同じワコーどうしの組み合わせな訳で、一応推奨スペックとなるはずだよなあ(^^;。

 さて、走ってみた感覚。ヾ(≧▽≦)ノ。やっぱり専用品の組み合わせっていいっす(感涙)。今までこのJA12で一番よかったと思ったのはキングスパークであって、C.D.I.にしてもそれを超えることはなかったのだけど、流石に及ばないにしてもこりゃ結構いけてます。

 やはりGT-1000FXに閉磁コイルは仕様外だったのね・・(真似した方いましたらすいませんm(__)m)。高回転でおもいきり回しても頭打ちなく、いや、何よりトルクが断然違う。これはトルクを重視したゴールドコイルのせいもあるだろうけど。

 いやいや、なんたってSJ10に武蔵とコイルの専用セットを付けたときくらい久しぶりに感心してしまった私であった・・(^^ゞ。(でも、今更ながらキングスパークを手放してしまったことを強く後悔してます・・・。キングスパーク〜プリーズカムバック〜)


 取付サポートは○ーモンのコンポ用を曲げて加工。
   
CELCAT(セルキャット)って何!


 CELCATというのはエンジンの負圧を利用して、酸化セリウム(CeO2)の粒子を燃焼室内へと導入するもの。
本来はNOXなどの排気ガス低減装置として開発されたものらしく、欧州では良い評価を得ているらしい。

 この酸化セリウムという物質は空気の希薄な場所での燃焼によって酸素を放し(つまり理科の実験でいうところの還元作用ね)、低温度でも発火できるため、燃焼室内で完全燃焼に近い状態を作り出すことによって不完全燃焼物の低減化を実現するというものである。・・ということは、少ない燃料でいままでの力を得ることが出来るはずで燃費の向上につながるはずだ。

 以前JA12(AT)にTRUSTのC.D.I.を付けてみたら燃費がリッター7キロ以下から8キロ台に上がったので喜んでいたのだが、WAKOのC.D.I.とゴールドコイルの組み合わせにしてからはパワーはあるものの廻しているためか8キロをやや切る状態であった。

 このCELCATで燃費が向上するならば、妻からの「燃費のいい普通車に 買い換えたい!」という訴えがなくなるかもしれない・・・無理かな(泣)。

 取付けは、いたって簡単。エンジンのエアーインテーク部前に8ミリの穴を開けてベンチュリーバルブを取り付け、水平に取り付けたCELCATをゴムチューブで接続するだけである。その後はこれといったメンテナンスも要らない。酸化セリウムの粒子が無くなるまで6〜7万Kmは持つとのこと。

 効果が十分に出てくるまでには酸化セリウムの被膜が燃焼室内をコートするまで2000kmくらい走行が必要とのこと。また結果が出たら報告したいと思う。

 ところで、今日はセルキャットを取り付けたことを知らない妻が買い物に出かけ、「また何かつけた?」と聞いてきた。ちょっと良く走るようになったのでまた私が内緒で高価な部品を付けたりしたのではないかとのこと(汗)。実はC.D.I.の時にあまりにやりすぎたので、我が家ではそれ以来車部品に1万円以上の出費がいる場合、妻の許可が必要となってしまったのだ(泣)。

 とりあえず、状況を説明し、「燃費向上=家計改善」を力説して許してもらった(笑)。

 環境汚染問題に真剣に取り組んでいる私としては、良い結果が出たら他の車にも付けてみたいと思う(すいません、嘘つきました(汗))

 

 本体は軽いので強力両面テープで固定


Warningの表示と赤い本体ががなんとなくアヤシイ(笑)。
 CELCATで果たして燃費は変わったか。

 とりあえず燃費がでた。今のところ 最大10.5キロ/リッターである。街乗りでも確実9キロ/リッター。C.D.I.を付ける前が約7キロ/リッター。C.D.I.をつけて約8キロ/リッター。これにセルキャットだと 常時約9キロ/リッターになったわけだ。ATのJA12(ダンロップTREK 225大径タイヤなのでノーマルと比べると多少メータ誤差はあると思う)にしては凄いのではないだろうか。だって今までC.D.I.等でどんなに頑張っても2桁に突入したことはなかったからだ。


 あまりに良かったので是非2ストLJ50でもどうなるか試してみた かったのだが、SJ10の場合、エアクリーナーがキャブに直づけなのでこのあたりを変更しないと付きそうになかった。 ホースをなんとかしないとね。
 

   

   次のページへ

   トップに戻る

  前ページに戻る

inserted by FC2 system