SUZUKI ジムニー SJ10 日記(5)

 
 ベストップの欠点 

 ベストップに交換している人は多いと思うが、みんなドアの部分はどうしているのだろう。あまりにいい加減な作りのドアは、取っ手のの車体側にかかる部分 と車体側の幌が擦れてしまい、しばらくすると幌が破けてきてしまう。私のSJ10も例に漏れず破けてきたので何らかのプロテクターを作成することにした。
 
 近くのホームセンターをうろうろしていると、建築資材の場で写真のような塩ビパイプ(\250)を見つけた。サイズを合わせてみると幌骨の外径がこのパイプの内径にぴったりである。 グラインダーで下の写真のように加工してはめ込んでみた。おお、ジャストフィット&ビューティフル!まさにこのためにあるような部品であった。
← こんな風に削らないと入らない

 カッターで細部を削ったので内側はちょっと汚いが、はめ込んでみるとパコンといった感じではまり込み、ドアのがたもなくなった。 是非ともベストップの純正にしてほしいですな。
 注意することはあまり溝を広げすぎても緩くなっていけないし、狭いともちろんはめ込むことができない。
 ベストップを着けている方でもっと格好良くてこんなのがGOODだよという案がありましたら教えてください。

 けど、幌は性能的にはやっぱり純正が一番だった。(格好は別として)まだSUZUKI純正で取れるとは聞いているが・・米国製ベストップは窓のクリア部分は優秀だが、耐久性とあのしっくり収まる作りはやはり純正には到底かなわない。

 さらに米国製ベストップは現在生産中止になってしまった。現在国内で入手できるとすればワイルドグースの復刻版だけのようだ。
http://www.rv4wildgoose.com/

 

  ロールバーとリアシート
(←これはアピオのロールバー(HPより)
 いままで特注のロールバー(→のステンレス製のもの)を付けていたのだが、いまいち気に入らなかったので、前 の迷彩ジムニーにもつけていたアピオのロールバーを取り付けることにした。

 ただ、アピオのやつを取り付けると、リアシート の背もたれがあたってしまうので、リアシートがそのままでは付かなくなる。
 しかし、ちょうど背のあたる部分にロールバーの支柱がくることになるので、写真のように背もたれを切って使うと座席もつくし、背もたれ&座る人がつかまる棒σ(^◇^;)ができてGOODである。

 ただ、このままでは格納にシートを跳ね上げると留めておくところがなくなってしまったので、ホームセンターでステンレスのワイヤーとアクセサリー用のナスカンを購入してきて 倒れないように取り付けてみた。

 おお、なかなか良いですよ。これは。

 

 

 

 

 

松本式トツゲキマフラー ( アピオ)

 2サイクルエンジンのパワーアップといえば定番がチャンバーである。知人がとある工業系高校の先生(助手)をしていた頃、スズキのLJ50エンジンのパワーアップがどこまで出来るか挑戦したことがあったそうだ。

 当時彼はジムニーに乗っており、LJ50に3本独立マフラーと独立キャブレターでなんと58ps(ちなみにノーマルは26ps/4500rpm)をたたき出したとのことである。
 彼曰く、SJ10のようにタコ足になった(3in1)マフラーのものでは所詮3本独立マフラーに比べてパワーは出るはずがないとのこと。
 そういえばバイクは独立だよな。で、そのジムニーはどうなったかというと、名古屋高速を試験走行中、吹け上がった後にスロットルオフしたところオイル供給が間に合わずそのまま焼き付いてオシャカになったということだ。(彼曰く 高濃度の混合オイルが必要だったとのこと)是非見てみたかった。

 さて、そこまでパワーを追い求める訳ではないが、アピオからステンレスマフラーが発売されたので巻末に登場する友人とともに購入し、早速とりつけてみた。
 ちなみに20個の限定販売だそうで、これで2/20個が売れたことになるo(^-^)o。私のSJ10には購入時からフリーソロのタコ足がついていたのでさぞかしパワーがでるかと思っていたのだが・・。

 さて、結論から言わせてもらおう。
 はっきり言って、「わからない」である。どちらかというとどうも回転上昇時の頭打ちが早くなってしまったようで体感的にいうとパワーダウンしているように感じる。友人のはまったくのノーマルSJ10に取り付け走行したのであるが、やはり同じ意見であった。

 また、いままで”ポンポコ、ポンポコポン”という音だったのが、”パンパカ、パンパカパン”という非常に甲高い音になった。
 モロ金属音である。はっきりいってうるさい。それもかなり耳障りな音である。
 よくなったことといえば「腐って落ちない」「下から覗くとかっこいい」くらいか? 値段が値段だけに私個人的には「?」であった(同友人)。
 嫁さんに怒られた後なので”後悔先に立たず”である。もちろんこれでなくっちゃっていう人もいると思います。あくまでも私見。


 音をダウンロードできます。ノーマルwav トツゲキマフラーwav トツゲキエンブレムが下を覗かないと見えず、悲しい。→

 やっぱり2ストマフラーは純正が一番かな。
 

 追加:後日アルコール燃料でパワーを感じることができたので分析するとともに後述してます

 

 



 純正でよく見かけるが、マフラーの排気側にネトネトしたタール状の物が溜まる事がある。 (特にキャブの調整が悪い時)
 そんなときは高回転を維持して走ってみる。エキゾースト側を焼くことでタール分が燃えてなくなるのだ。

 純正のマフラーで糞詰まりの場合最高なのは交換なのだが、手で軽くコンコンと叩いてみて、内部に何か溜まってる様な感じがしたら、マフラーを外して焚き火に突っ込み、マフラーを焼いてしまう!中のオイルに火がつくと良く燃えて炭になるので、あとはホースで中に水を流して洗浄する。
 最後に軽く真ちゅうブラシで錆を落とし、耐熱スプレーで塗装すると新品のように蘇るのだ。(おすすめ)

 

 おお、憧れのアン・タコメーター

 エアコンを取り付けてからどうも消費電流が気になる。ヒールアンドトゥでアイドリングを上げつつも、果たしてどのくらい充放電されているのか不安であった。で、やはり見つけましたよ。ヤフオクで (o^^o)
 SJ30のアンメーターとタコメーターが2連でついているものを入手した。 

 取付はSJ10の場合、下の写真のとおりバッテリーとヒューズボックスの間に付ければOKである。エンジンをかけずにヘッドを点けてマイナスになればOK。

 

どうです。このピッタリ純正のような出来を!
30用ケースをフラットに加工して、車体下からビス止めしたのだ。

かなり満足してます (o^^o)。

 アンメータの詳細配線図はこちら

 こちらがタコメータ側の配線。IGNコイルのマイナス端子(ポイントからの線が接続されているところ)にセンサー側の線を取り付け、IGNオンで電流が流れるところにタコメータのプラス線をつける。LJ50ならレジスタ(抵抗器)の外側端子につければOK。
 これでパワーバンドもわかるしね。マフラーのインプレもやりやすいσ(^◇^;)

 ちなみにC.D.I点火装置などを付けている場合、IGNコイルのマイナス端子にタコメータを付けると高電圧のため壊れてしまうので注意。必ずポイントからの線につけること。

そうそう、タコメータは2−4−6気筒切り替え付きのタコメータなので必ず6気筒のところに合わせること。(2ストなのでこれでOKなのだ)別にSJ30用でなくとも6気筒のエンジンのタコメータならなんでもよいのだ。

 解体屋で見つければOK。ただ問題は見栄えの良いケースなど があれば良いが、結構取り付けに苦労するのでやはりこのSJ30用アン・タコメーターはヤフオクで見つけ次第「買い」である 。

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