JA11のトランスファをSJ30のトランスファに換装 |
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まず6.00と7.00でどのくらい違うか比較イメージ作成 |
7.00-16にタイヤ交換後。 |
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ついに買ってしまいました(^^。7.00-16ゲタ山タイヤです。今までのTOYOの6.00-16はゲタ山パターンのデザインが気に入っていたのですが、TOYOのゲタ山はもう廃盤になったようですね。
今回購入したのはダンロップの7.00-16 6PRゲタ山タイヤです。マジかなりデカイです。幅も広い。もうこのタイヤ
もほとんど作っていないみたいですが、唯一国産で購入できるゲタ山はこのダンロップのものだけになってしまいました。 |
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と、いうのも単にげた山と言っても今までのTOYOのタイヤパターンは左の"角が丸い"デザインでしたが、DUNLOPのは右の"三角山"パターンです。好みはあるとは思うのですが、私的には"角が丸い"TOYOパターンが好きでした。
でも国産で無くなってしまった今は仕方がありませんね。今回はタイヤ屋さんではなく行き着けのG/Sで7.00のチューブ共に頼んでおいたのですが・・・交換後に値段を見て驚きました。タイヤ11865×4,チューブ1680×4,工賃1050×4税込み58,380円です(ぅおぉー!大泣)。(ノ_・、)
・・で、あちこち走行してみて良かったことですが、まず乗り心地が良くなりました。結構違います。あとデザイン的にもバランスが良いです。今までのフェンダーの多すぎる隙間と腰高感も無くなりました。 一番心配していたフェンダーの干渉もボディ変更しているので大丈夫のようです。通常走行ならフルステアでも干渉しません。 |
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とはいえ、無視できない欠点が出てきました。ハイギヤードすぎるんです。
どのくらいハイギヤードかっていうと、常に2速発進しているみたいな感じです。T/F減速比はJA11で1.58、SJ30で1.741なのでExcel
でちょっと計算してみました。
→変速比、減速比.xls
JA11のノーマルは175/80-16なので、40km巡行のスピードでのエンジン回転は2490rpmになります。同じように40kmのスピードメータ表示で走行したときの実際の速度は
6.00-16(今までの仕様)→42.2km
7.00-16(現在の仕様)→44.8km
となり、かなりマージンのあるメータ許容誤差でさえ超してしまう数値です(泣)。 |
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これではあんまりなので、やるつもりは無かったのですがSJ30のトランスファと交換してみたらどのくらい補正できるか上記のエクセル表で計算してみます。40kmのスピードメータ表示で走行したときの実際の速度は
175/80-16(ノーマル)→36.3km(すっげーローギヤ)
6.00-16(今までの仕様)→38.3km(
ちょい低め)
7.00-16(現在の仕様)→40.7km(
おお、ほぼ一致!)
と、いうわけでSJ30のトランスファ換装はどうやら避けては通れそうにありません(^^;。
計算上、トランスファをJA11からSJ30に交換するとハイレンジで10%、ローレンジだと21%もローギアード化されます。
仕方なくオークションで入手することにしました。SJ30のトランスファは前期型と後期型があるのですが、後期型のSJ30-3型がS59年の途中から発売ですのでそれ以降、つまりS60年以降のものが対象となります。なぜかというと前期のものはフロント側のペラシャフトと接続する2個のフランジの4穴のピッチが75mmなので、JA11の80mmのペラシャフトがポン付けできないからです。かといってSJ30後期の同部位のフランジだけを購入しようとしても高価なうえ、どうやら廃盤になっていて入手不可みたいですね。
ちょっと高かったのですが早く欲しかったので、送料込み15,500円で入手(うーむ(汗))。気を取り直して早速交換してみます。 |
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SJ30はセンターブレーキが付いているので、リアのプロペラシャフトが付くようにするために外します。ナットは回り止めのためにポンチで潰してあるので、細く加工したドライバを差し込んでハンマーで叩いて回せるようにします。 |
ブレーキ外側を回らないようにしてソケットレンチでナットを取り外します。あとはブレーキ本体を止めているボルト4本を緩めればOKです。簡単ですね。 |
次にJA11からトランスファーを降ろします。3本のプロペラシャフトのフランジボルト12本とマウント3本のナットを緩めれば簡単に降ろせます。あ、室内からシフトノブを取り外すのも忘れずに。 |
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早速2つをならべて比べてみますが、リアのフランジをJA11から移設するだけで問題なく付きそうです。ヨカッタヨカッタ・・ん?なんかフランジを手で回した時の感じが両者で思いっきり違います???。
今まで付いていたJA11ファーが滑らかに回るのに比べてSJ30ファーはフランジを回すとゴリゴリ言ってます。どうやらベアリングが逝っちゃってるみたいです(大泣)。仕方ないや。古いし・・・・。
久しぶりにトラブル発生です。今更後悔しても仕方が無いのでO/Hすることにします。プーラーは実は先日入手したのですが、SJ30のサービスマニュアルなんて持ってないし!・・。・・・またショップに出すことにしま
した(汗)。
今回もお世話になったのは工藤自動車さんです。遠方なので作業状況を逐次メール報告してくれるというかゆい所に手が届く対応が信頼できて好きです。
工賃も安いし。
トランスファーを分解したところ、ベアリング全滅で、メインシャフトベアリングが破損して、その破片が全部にまわっていたそうです(大泣)。
このとおり、以前と比較するとローダウン+700タイヤを装着したことによって、リアタイヤとボディの隙間とかバランスがこんなに違います。 |
メインシャフトに傷が無かったのが幸いです。
メインシャフトは生産終了でもう手に入らないみたいですね。
ベアリング 08113-62060 930円 1
ベアリング 09262-25073 930円 1
ベアリング 09262-30077 1400円 2
ベアリング 09263-10003 280円 1
ベアリング 09283-35020 480円 1
ベアリング 09319-12046 1650円 1
ベアリング 08113-62057 740円 2
ベアリング 08113-62047 940円 1
ナット 09159-18003 120円 3
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部品合計 10343円 (大汗) |
前の6.00のときも少しだけハイギヤードだったのですが、今回SJ30のトランスファーに換装したのでスピードメータの誤差もほとんどなくなりました。7.00のタイヤにSJ30のトランスファは必須なんですね。
デメリットといえば、タイヤが細いゲタ山の大径のために(ラジアルでないので)、コーナーリングでややふらつき気味になってしまうことです。でも、とっても満足してます♪そうそう、
最大の満足はMBは6.00-16タイヤだったのですが、M38は7.00-16のはずなので、これが本来の姿だからなんです。 |
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ウインドウガラスの軽量化 |
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このJA11のボディにはワンオフのFRPキャノピーが載っかっているのですが、ジムニー純正のウインドウガラスがはまっているのでちょっと重いです。
せっかくFRPを使っているのですからさらに軽量化を目指してガラスをアクリル板に交換することにしました。そのほうが自作っぽいし。
外したFRPキャノピーからコーキング剤を剥がして純正のガラスを外します。 |
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ガラスの重量を量ってみたらリアとサイド
合わせて 7.2kg もあります。やっぱり幌から比べると随分重いんですね。
右のアクリル板同サイズのものでは1.1kgでしたから、実に 6.1kg
も軽量化できることになります。
取り外しをする部品でもこの重量差は大きいです。
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ホームセンターで1oのアクリル板を購入。1枚が1100×650oで2780円です。これしかなかったので仕方なくこのサイズを3枚購入しましたが、畳サイズのものなら1枚で取れそうです。
ここで値段の安い塩ビ板を見た目一緒だからと購入すると、すぐに曇ってしまうのでちゃんとアクリル板を買いましょう(笑)。
クロカンをするボディではフロントと運転席、助手席側は無理としても、リアとリアサイドウインドウについては同じように交換するメリットがあるかもしれませんね。
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ローダウンと7.00タイヤ
FRPキャノピーのガラス交換に伴う再塗装中なので今はオープンです(^^;。
市内で花火大会があったので娘たちから乗せていって欲しいとせがまれて行ってきました(笑)。
いつもは乗るのが嫌なハズなんですが
(汗)、友達が居ると目立っても楽しいようです。
先日行ったローダウンにともなうサスペンションの見直しですが、このようにフル乗車しても底付きすることなく大丈夫なようです。どうしても乗り心地が”超悪くなる”というのが普通のローダウンですが、これもサスペンション見直しと7.00タイヤという意外な組み合わせで快適に乗ることもできるんですね。
あ、普通ローダウンする人が7.00のタイヤなんて履くわけないよね(汗)。 |
本当はブロンドミニスカ娘を乗せるのが夢です(爆)。 |
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