電動ファン増設
ある日仕事関係の方から、「スズキのセルボモード(H6)を廃車にするんだけど何か欲しい部品があったら持って行っていいよ」なんて言われ、多分使える部品なんてないんだろうなーと思いつつもとりあえず見てみる。
案の定、欲しい部品などほとんどなかったのだが、付いている電動ファンが薄型のものだったので、ひょっとすると使えるかも〜と、とりあえずドリンクホルダーやらと一緒にもらってきた(アッパーラジエターホースも一緒にもらうこと。理由は後述)。
合わせてみるとこれがドンピシャ。早速ファンフードとラジエターを外してつけてみる。ラジエターホースの部分がほんの少し干渉するためグラインダーで削って加工、エーモンの穴あき汎用ステーを使ってネジ止めした。おおー、なかなかうまくはまってるし。
元のファンが付いていた場所は丁度タイミングベルトで駆動するウオーターポンプになっているのだが(初期のエンジンだけで、後期はプーリーによる駆動に変更)、これをはずしてしまうことでファンによるメカロスを下げることができるに違いない。ファンのコントロールが出来ればオーバークールも防げるしね。
このままじゃスイッチでオンオフしなければならないので、近くの解体屋で相談したところ、「ダイハツのミラターボならアッパーホースの途中に入れるサーモスイッチがあるよ」と教えてもらい、しかもタダでもらうことができた
\(^O^)/。配線はこちらのJCJ湘南のWEBを参考にしました。
このサーモスイッチが付いているアダプタはジムニーのラジエターホースよりも多少細く水漏れしてしまうので、セルボモードのホースを切って使うとピッタリ収まる。
実際に動かしてみると、ミラターボ標準の100℃動作のサーモスイッチでは、水温計がかなり上昇していても作動しない。
そのため、ミラのノンターボに標準でついている92℃のサーモスイッチをGETしてきて交換した。
結果はバッチリ。アイドリングでファンの音はしないし、水温計が半分よりほんの少し上がったところでファンは動作する。30〜40秒ほど回ると
水温も下がりファン停止。出だしのトルクも上がったようだ。これはうまくいけばタダ同然で出来る満足改造ってところかな。
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