最新記事を拝見いたしました。
数値データではなく人間の感性なので違って当然とは思いますが、(車も違いますし)
私のインプレションとはコメントが違っておりましたので感じたことを述べさせていただきます。
8月の末に同じような車に乗っている仲間とドライブに行きました。
それまでは私だけが各種のCDIを乗り比べていたのでその時に仲間にも私の車を乗ってもらいました。
但し、私の車は2.0Lでハイカム(下のトルクは痩せているはずです。)を組み込んでおり
IGNITOR(ポイントレスキット)プラスCDIという仕様です。ファイナル・レシオは4.1です。
友人の車は1.8Lのノーマルでポイントだけのシンプルな仕様。しかしかかりつけの整備工場でばっちりと整備されている車です。ファイナルは4.56です。
このときは私の車に
永井の9350を付けて乗ってもらいました。
友人の感想は下から全く違う車のようにトルクがある、というものでした。
永井の9350は低回転では2回放電するみたいで、アイドリング時でも排気管からはきれいな排ガスが出ているようです。
9350はフルトラなら取り付くようです。但しタコメーターが5000回転あたりで安定しませんけれど。本当にトルクがもりもりと出ていました。
そして閉磁コイルにも対応しているようです。私の車は4気筒なので同爆が効果があると思うのですがいまいち理屈がわかりません。
私の車の場合は1気筒あたり500CCのOHVですのでシリンダーの直径が大きく、燃焼室の設計も1960年代の車ですから旧いです。
そのため点火性能が上がると効果が顕著に出るのかも知れません(とはいっても常用回転域はせいぜい4000から5000回転くらいですが。6000回転で160`近くになります。4速でです。5速はありません。)
友人の車は手を当てると手が真っ黒になりました。
何しろ複数回の火が飛ぶのは旧い車(キャブ車)にとってはかなりな効果があります。
9350を試したので
9250では走らせていません。
別の友人1968年の欧州車の1600CCですが、
永井のMDIにウエーバーをつけています。
ノーマルではウエバーの40パイが妥当なところなのですがポートを拡大していますので45パイという大きなキャブをつけています。
MDIの低回転で4回火花が出ることで低回転時の濃いガソリンをきれいに燃やしているようです。
その車を見ているとMDIが欲しくなります。私の車にこれが付けば結構良いのではないかと考えています。
多分付くと思っていますが、現行製品ゆえなかなか高嶺で流通しているようでお値段が高いので指をくわえている状況ですが。
(今のところ全敗です。)
WAKOのCD-1200と
パワーエキスパンダーについては長距離での走行はまだ行っておりませんがオークションの値段ほどには目覚しい性能とは私は考えてはおりません。
また、新型のCD-1200と旧型の
FX-1000FXとでは大差が無いように思います。
コーエイや
ジェスコとたいして変わりありませんでした(6000回転くらいまでの中でですが)。
少しまし、程度の感じです。
今ジムニーは2ストから4ストにお乗換えになったのですよね?。
軽自動車ですから660CCの3気筒、つまり1気筒あたり220CC。
これでパワーを稼ぎ出すわけですから、どうしても回転馬力を狙う方向になると思います(スズキはバイク屋さんでもありますから燃焼室の設計もかなりうまく燃えるように作られているのだろうと思います
)。
たいして永井の9250や9350は大抵L型エンジン(カメアリでも使っていますね)のような設計の旧いエンジンを想定して作られているのではないかと思われます。
そういうことで相性が悪いのかも知れませんね。
いずれにせよ燃焼の3原則のうちの一つだったと思いますが
「良い火花」は環境の面も含めて重要だと思います。
私的には(想像もいれて)
1.
MSD6A(但しタコメーター不動)+
ブラスターSS(閉磁コイル)
2.永井のMDI+ブラスターSS
3.永井の9350+ブラスターSS
4.WAKO CD-1200+パワーエキスパンダー+ブラスターSS
5.
HKS・ツインパワー(初期型)+ブラスターSS
ではないのかなと思います(ブラスターSSは長距離は使っていません。
WAKOのゴールドとシルバーを手に入れましたがその差はまだ不明です。)。
勿論その他のCDIでもエンジンの始動性は抜群に良くなりますからお値段さえ予算に合えばどんなCDIでもつけるに越したことは無いと思いますけれど。
但し
永井のPPKセットが必要なものは費用対効果の面で私はよしたほうが良いと思います。
私はセミトラ時代は永井のお世話になっていましたが、フルトラはちょいと高価すぎますね。
もう一つCDIは突然壊れるといわれていますので、私の場合はスペアの携帯が絶対条件になります。
その点永井のものは配線はそのままでカプラー・オンで交換ができるので良いですね。
永井さんは問い合わせにもよそさまのお店よりは事務的なようです。
「武蔵」は会社がありませんが、OEM製品の極東はまだ会社があります。
ここの対応は素晴らしく良く、おかげでタイプ2もRACINGも動作させることができました。
ロスマンズやWJRも動きましたが、今のところ「武蔵」のHIG-03だけうまく作動しません(壊れているのかも知れませんが、私が今までに購入した
「武蔵」、
ERG、ロスマンズ、WJRすべて作動しましたから結構信頼性は高いようです)。
FETのRACINGは上記のCDIと筐体は全く同じなんですが中身が違うみたいです。
良いCDIですが回りすぎるようで、本当に一万回転以上回すエンジンには利くようです。
こいつをあと1個くらい手に入れておきたいと考えています。
私の車では「武蔵」より9350の方が低速ではトルクが出ていました。
やはり車によっての向き不向きがあるんでしょうね。
まあ、ウルトラは突然壊れるという印象が私にはあるのですが、友人の旧車レースをやっている人に言わせると9100の旧さがたまらない、のだそうです。(510で通勤しながらレースにもでています)
勝ちを狙いに行っている人達は当然WAKOのフルトラ・コイル・CDIで決めていますね(でも高価すぎます。そのせいか最近はMSDの勢力が結構増えてきているようです)。
最近はオークションでもWAKOのCD1200人気が高いですね。
私の好きな「武蔵」やFETのERGはあまり人気が無いみたいですね。
滅茶苦茶高い値段で売られているMDIがいかほどの効果があるのか非常に興味があるところです。
MSDとHKSはまだ長距離を試していませんが、いずれにしてもCDIは楽しいおもちゃです。
私のエンジンは中央道でブローしてしまいました。(涙)オイルの選択を誤ったためなんですけれど。
回しすぎてストレスがかかっていたことも一つの理由だろうと思います。
ですので、しばらくはCDI遊びはお休みです。
CDIについてはまず皆さんこのHPを読んでいるでしょう(もしかしたらこの影響で○○の値段が下がっていたりして・・・冗談です)。
動くCDIが3から5千円で購入できれば本当にお買い得ですね。
最も私のように「武蔵」だけで10個近く持っているのはすごく変ですけれど。
うまくまとめていただきました。Nさん、ありがとうございました。WEBを見ていらっしゃるみなさんに参考にしていただけると幸いです。